Parasitic isopods: Cymothoidae
ウオノエ類は魚類の口やエラ、体表などに寄生する等脚目甲殻類です。宿主魚類には水産重要種も含まれており、寄生によって成長率が低下するといった負の影響も指摘されています。しかし、その生態は謎が多く、どのくらい多様な種類がいるのかやどのように寄生生活を進化させてきたかもよくわかっていません(同じ等脚目でもダイオウグソクムシ擁するスナホリムシ科は非寄生性)。ひょんなことからこの奇妙な生き物の研究をはじめることになったのですが、今でははまってしまい、「あの人はウオノエに寄生されたんじゃないか」と心配されるまでに…。ビバ!ウオノエ!
ウオノエ特化型webサイト「うおのえおるおる(UONOÉ ʻOLU ʻOLU)」を作りました! 2019.6.22
Cymothoidae is a large isopod group attaching to mouth and gill cavities or the skin of various fishes, including commercially important species. Previous studies suggested negative effects of the infection on growth and body conditon of the hosts. On the other hand, basic ecology, species diversity and phylogeny of cymothoid isopods are still unclear. I and my colleague are studying ecology and evolutionary history of these cute creatures!